漣川・全谷里遺跡
漣川全谷里遺跡(全谷先史遺跡地)は旧石器時代のアシューリアン型ハンドアックスが1978年にここで出土したことで世界的な注目を浴びている遺跡である。
特に、ハンドアックス、ボーラ、ピック、スクレイパー、ポイントなどの様々な種類の石器が出土しており、その中でもヨーロッパとアフリカ地方のアシューリアン石器の形態を取り揃えているハンドアックスと薄片斧(バッピョンドキ)が北東アジアでは最初に出土されて注目を浴びた。
現在まで史跡地およびその周辺地域にわたって、計17回の発掘調査が行われており、掘り出された遺物は約8,500点に達する。全谷里遺跡調査をきっかけに(ハンタンガン)・臨津江(インジンガン)の流域の4紀時代の地層を対象にしたの地質学的な研究が行われたが、漢灘江・臨津江の流域の様々な地点で重要な旧石器の遺跡が発見され、漢灘江・臨津江の旧石器の遺跡地は東アジアの旧石器の文化研究において重要な場所となった。
全谷里遺跡は世界の旧石器学界に文化の発展過程における真新しい見方を示し、遺跡の形成過程への考察を通じて、旧石器時代の研究の方法論の発達に大きく貢献したと評価されている。
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位置
京畿漣川郡全谷邑ヤンヨン路1510
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お問い合わせ
031-832-2570
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観覧時間
夏季(3月-10月):09: 00 ~ 18: 00
冬季(11月-2月):09: 00 ~ 17: 00
(旧石器体験の森毎週月曜日、火曜日、1月1日、旧正月、秋夕(チュソク=旧暦8月15日の祭日)休み)
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スタンプ
全谷里遺跡チケット売り場
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観覧料
無料
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ホームページ
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アクセス
地下鉄1号線の逍遥山の駅で下車 → 一般バス「逍遥山駅」バス停から39-2番バスに乗車 → 「イェイルセティアン、韓電漣川支社」バス停で下車 → 徒歩13分